
テーマはオーソドックス&薬膳なおせち
今回も広島クッキングスクール様からご依頼をいただき、薬膳おせち教室を開催させていただきました。おせち料理といえば、定番な料理がありますので、そこを守りながら、薬膳の知識も取り入れたおせちを考えました。昨年と全く同じでは連続してご参加の方にとっては面白くないかなと思い、4、5品は内容を変えました。(全14品)日本の文化・風習をきちんとお伝えすることも使命だと思っております。
それぞれの料理の言われも伝える
おせちは新しい年を迎えるに当たってとても大切な料理です。それぞれの料理には、エビは腰が曲がるまで…と長寿を願う。黒豆煮はマメに暮らせるように。数の子は子孫繁栄を願う。など「言われ」があります。レシピと共にこの言われと、薬膳的な効能も付け加えた資料を配りました。願いを込めて作ること、そして美味しくいただくことが大切だと思っています。
食材探しに走る日々
11月下旬になるとレシピと共に食材探しが始まります。実際に使うのは年末なのですぐに購入はできませんが、何店ものスーパーや八百屋さん、朝市に出向いて目星をつけていきます。12月に入ると、昆布や鰹節、ごまめや黒豆など乾物は早めに購入しておきます。そして食材ではないですが、重箱に入れる飾りやカップ、紙ふろしきなどは業務用のショップに早めに行かないと無くなってしまうのです。我が家には段ボールに「おせち用グッズ」がどんどん埋まっていきます。
試作でもお重に詰める
資料作りは「レシピ」「おせちの言われ」「薬膳的効能」そして「詰め方例」も作成します。そのために、一段ずつですが試作を兼ねてお重にも詰めて写真を撮ります。お重に詰めるところまで教室で行いますのですが、この「詰める」が意外と難しいのです。見本があるとイメージしやすいと思い、毎回作成しています。笹の葉の使い方などは当日にお見せします。ということで、我が家は12月中旬にすでにおせちを食べています(笑)。試作なので、カップなどは家にあるもので代用しました。


開催日2日前から仕込み始まる
おせち料理は仕込み時間がかかるものが多いです。2日前から仕込みが始まります。2日前は黒豆や干し椎茸を浸水スタート。今回は豚肩ロース塊肉を時間をかけて柔らかく煮ました。前日はフルで仕込みです。広島クッキングスクールのスタッフにも手伝っていただきました。時間がかかる仕込みが…煮しめ用の野菜飾り切りです。人参は梅型に、蓮根は花型に切っていきます。
おせち教室当日
昨年は当日朝7時から作業を始めましたが、お昼ご飯を食べる暇もなく12時からの教室がスタートしてしまったので、反省を生かして今回は朝6時から作業を開始しました…が、それでも結局ギリギリでした(笑)。教室は3時間のコースです。その時間内で受講生が作れる料理は限られます。14品中6品をみんなで作り、その他は講師とスタッフで作ったものをフードパックに入れて配り、それぞれの重箱に詰めてもらいました。6品一度にデモを行うことは難しいので、2品ずつデモを行い、2名ずつの班に分かれて作業していただきました。調理中は私も皆様の班を回りながらお話もしていきます。いつもの講座とは違い、作業量が多いので個別にお話はあまりできませんが、皆様、楽しそうに調理されていたようです。最後はお重に詰めて風呂敷に包んで終了です。最後の挨拶は「良いお年をお迎えください」でした。

おせち教室を終えて
おせち教室を終えると心地よい疲れと達成感がありました。年明けにお客様のお声を広島クッキングスクール様より伺うと、おいしかった!家族で食べてあっという間になくなった。など嬉しいお言葉をいただけました。2025年の年末もまた開催させていただけるよう、またレシピを構想しておきたいと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そしてお手伝いいただいたスタッフの皆様、お疲れ様でした。
広島クッキングっスクールでは2025年も薬膳料理教室、薬膳茶教室を開催していきます。随時、見学やご入会を受け付けておりますので、薬膳にご興味のある方はホームページをご覧ください。