ひろしま食の手帖出版記念イベント

10月20日㈰広島市中区「紙屋町シャレオスウィング」にて、ひろしま食の手帖出版記念イベントを開催しました。私は、フードプランナーとしてランチやイベントの一部を企画運営しました。その様子を少しだけレポートします。

目次

ひろしま食の手帖って何?

広島の食文化・歴史にスポットを当て、多くの人に広島の食文化・歴史を知ってもらいたいという思いから作成し、平山友美(㈱平山友美フードトータルプランニング代表)さんが初めて発行するスケジュール帳です。
食の手帖は、スケジュール管理だけでなく、食卓のことについてメモを残したり、スケジュール帳を開くたびに広島の食の情報を目にすることができます。広島愛がたっぷりな食の手帖です。

広島の食材を使ったランチ&カフェメニュー試作

出版記念イベントを開催することが決まり、早速編集メンバーと打ち合わせ行われました。私はイベントでお出しするランチとカフェの担当、そしてクイズイベントの担当になりました。食の手帖の編集には携わっていませんが、「広島の食材をほぼすべて使うこと」がテーマです。編集の際にもお世話になった企業の食材や、旬の食材を意識しながら、キッチン担当スタッフと話し合いました。試作を何度も重ね、決定しました。ランチメニューは3種類、カフェメニューはスイーツプレートとスムージープレート3種類です。特に私は、カレーを広島らしくアレンジしました。なんと肉を入れず、昆布だしを利かせたカレールーにイカ天や野菜チップスをトッピングしてみました。広島県と昆布はどんな関係があるかというと、昔、北前船が尾道に寄港していたため、昆布の取引があったのです。

倉橋島のぶちデカい牡蠣定食
昆布だしカレー&イカ天のせ定食
小松菜スムージープレート

イベント前日~短時間でどこまでできるか~

開催日2週間前くらいから怒涛の日々が続きました。ポスター作りから、消耗品や食材の買い出し、そして中国農政局、湯崎知事表敬訪問などを編集部で分担しながら行いました。そして、イベント前日は、生鮮品の買い出しや会場へ搬出搬入作業です。ボランティアの方にもお手伝いいただきながら行いました。会場は搬入時間が決められているので、短い時間でどこまで準備できるかが勝負でした。会場は下見をしていたため、キッチンでの配置や準備の担当を決めていたので、皆さんすばやく作業開始できました。

キャベツの千切りチーム
キャベツはがしチーム
おばんざいチーム

イベント当日~スタッフ総動員~

当日は早朝から集まり、それぞれの担当に分かれて作業開始しました。イベント当日もボランティアの方や、広島文教大学の学生にも手伝っていただきました。ランチメニューは3種類の定食(牡蠣ランチ、餃子ランチ、カレーランチ)、カフェメニューは3種類のスムージー(小松菜、イチジク、梨)と米粉バームクーヘンプレートを用意しました。

11:00~オープニングトークショーが始まり、ランチ提供は11:30~でした。オープニングの直後に長蛇の列が並びました。最初はちょっとバタバタしましたが、事前に揚げ物担当、ご飯味噌汁担当、小鉢担当、食器洗い担当、注文受付担当を決めていたので、チームワークで乗り切りました。

オープニング
学生も頑張ってくれました

もみじ饅頭クイズ~マニアックな問題~

キッチン担当以外にもう一つ、イベントを担当しました。それは、広島のお菓子と言えば「もみじ饅頭」ということで、もみじ饅頭クイズを開催しました。編集部の方から問題を提案していただき、7問に決定しました。簡単な問題もありましたが…、若い方には難しい問題やもみじ饅頭の形を見てメーカーを当てるとか、味当てクイズなどかなりマニアックな問題となりました。ご参加の方に解答用紙を配布し、クイズ司会者は編集部のお二人にお願いしました。ご参加の皆様は、真剣にそして楽しそうにされていました。

解答用紙・参加賞
クイズ大会
味当てクイズ

イベント&出展ブース~広島のこだわりの食~

会場には「ひろしま食の手帖」にも掲載されている企業が出店しました。

大和屋酒舗(広島の酒&おつまみ)、香木堂(広島かりんとう)、丸太屋(米粉バームクーヘン)、瀬戸鉄工(焼きだし)、CHILAN(クラフトビール)、Tomo Coffee&くるみ(ハンドドリップ珈琲)皆様、ありがとうございました。

他にも、ちりめんモンスターを探せイベントや、幻のラーメン「マルガメラーメン」など大好評でした。

ちりめんモンスターを探せ
大和屋酒舗
マルガメラーメン

最後に

今回はひろしま食の手帖のイベントスタッフとして活動しました。編集部の皆様、イベントスタッフの皆様、ボランティアの皆様、広島文教大学の学生の皆様、大変お疲れさまでした。

キッチンスタッフ

ひろしま食の手帖は、スケジュール管理、そして食ネタの読み物としても使っていただける今までにない手帖です。カバーはリバーシブルとなっているので、お好みの表紙にしていただけます。ぜひ来年の手帖としてお使いいただけたら幸いです。

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