全国豆腐品評会西日本地区大会開催

全国豆腐品評会西日本大会が京都で開催されました。豆腐マイスター/フードプランナーとして、前日から準備のサポートをしてきました。今年から西日本をまとめての地区大会となり、多くの豆腐を審査していただき、表彰式、懇親会までお手伝いさせていただきました。少しだけレポートします!

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全国豆腐品評会西日本地区大会

第9回全国豆腐品評会西日本地区大会が、リーガロイヤルホテル京都にて開催されました。昨年までは、西日本ではなく、中部地区・近畿地区・中国四国地区・九州沖縄地区に分かれて開催しておりましたが、今年からまとめて開催されることになりました。ただし、表彰(品評)は4ブロックに分かれてとなりました。東日本地区大会は6月に調教で開催されております。

全国豆腐品評会は、日本全国のお豆腐屋さんが、自分たちが納得できる大豆を使って日々作るお豆腐を一同に集め、独自の基準でもって審査し、日本一を決めるのです。2012年から開催されています。

前日準備〜豆腐の仕分け〜

今回の西日本地区大会では、165点の豆腐が集結しました。品評会当日に仕分けをしていたら、到底間に合いません。そのため、事前に仕分けておく必要があるのです。リストを確認しながら、豆腐の種類ごと、企業ごとに袋につめ、リストに書かれているナンバーシールを貼っていきます。豆腐の種類とは、木綿豆腐・絹ごし豆腐・寄せ豆腐・充填豆腐の4種類。そして、品評会の後に開催される懇親会での試食用の豆腐も分けておきます。西日本各地から豆腐が送られてきます。豆腐の輸送はリスクがあるんです。段ボールに「上積み厳禁」や「取扱注意」と書かれたり、シールが貼られていても、潰れていたりすることがあるのです。(詰め方にも工夫がいるのです)そのため容器から水が漏れていないかなどもチェックしていきます。これがなかなかの作業なのです。

当日はチームワークが大事!

前日の準備の際に当日必要な備品などもチェックし、不足しているものを補充します。

東田会長より
豆腐マイスター協会磯貝代表より

サポートスタッフ集合時間になると、続々と豆腐マイスターや豆腐屋さん、豆腐関係業者の方々が集まります。前もって分けられたグループに分かれて、まずは審査委員室の準備、そして品評会会場の準備へと取り掛かります。品評会の会場では3ブロックに分かれて豆腐を並べていきます。私は「木綿豆腐」と「充填豆腐の一部」を担当しました。品評会は、もちろんブラインド方式で審査されるので、まずは豆腐に割り当てられたナンバーの立て札を並べ、皿を置き、そこに豆腐を並べます。パッケージから豆腐を出す作業は緊張する作業です。私は、リストのナンバーと企業が間違っていないかチェックし、そのほかのメンバーで豆腐出し、ラップがけなどを行います。審査が始まるまでのタイトな時間で準備を進めます。整然と並べられた豆腐たちは圧巻です。

審査開始

今回は総勢27名の審査員が豆腐を審査しました。さすがに一人で165点の豆腐を審査することは難しいので、3ブロックに分けるのです。審査基準は、味や食感などです。審査員の皆様は真剣な面持ちで審査されていました。私たちは、審査がスムーズに行われるよう、お水を渡したり、試食していただく順番を案内したり、お皿を変えたり…サポートします。

懇親会

審査の後、集計が始まります。集計には豆腐関係業者の方々が担当します。表彰式までの間は、別会場で懇親会です。ホテルの料理とともに、今回エントリーされた豆腐たちも並びます。私は、途中受付も担当しながら、懇親会も楽しませていただきました。

ドキドキの表彰式

集計が終わると、表彰式です。豆腐屋さんそして関係業者、豆腐マイスター、皆さんドキドキです。品評会の司会といえば、この方平野さんです。中部地区・近畿地区・中国四国地区・九州沖縄地区の順番で発表されました。発表されるたび、おお〜と歓声が。上位受賞常連の豆腐屋さんや、初受賞の豆腐屋さん、受賞された豆腐屋さんの喜ぶ顔は見ていてこちらも嬉しくなります。一方で表にはなかなか見せないけど悔しいんだろうなぁと思う豆腐屋さんもいます。この大会が、この切磋琢磨が豆腐職人のレベルを上げていくのでしょう。

司会は平野さん
中部地区受賞の皆様
中国四国地区受賞の皆様

スタッフの皆様、お疲れ様でした

前日から2日間、お手伝いをさせていただき、豆腐屋さんの熱い戦いをそばで見させていただきました。今回も熱い品評会でした。全国大会へ進まれた皆様、おめでとうございます。本選も楽しみに致しております。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。チームワークが素晴らしかった!今回も素敵な出会いに感謝です!ありがとうございました。

豆腐マイスター仲間
品評会準備チーム
最後までお疲れ様でした
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