アヲハタ工場見学&ジャム作り体験

「ひろしま食の手帖2026」の取材も兼ねて、アヲハタ工場見学&ジャム作り体験をしてきました!今回は4人のメンバーで参加してきました。フードプランナーとしてレポートします。

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目の覚めるような「青い」建物、ジャムデッキ

アヲハタといえば、BLUE FLAG!広島に引っ越して来るまで、アヲハタが広島の企業だとは知りませんでした^^;ジャムといえばアヲハタですよね。今回は「ひろしま食の手帖2026」の取材を兼ねて工場見学&ジャム作りを体験してきました。ジャムデッキとは、竹原市忠海町にあるアヲハタの体験施設です。目の覚める様な青い建物を前にワクワク感が!施設に入ると白を基調とした空間がありました。商品を売っているコーナー、スライドを見るコーナー、ジャムの歴史がわかるヒストリーコーナー、そしてジャムを作るジャム工房。この日は残念ながら工場がお休みだったため、ジャムの製造工程はスライドを見て学びました。(逆にしっかり言葉がわかったかも^^;)アヲハタは1932年、みかんの缶詰とオレンジマーマレードの製造を目的に株式会社旗道園として竹原市で創業。創始者である中島氏がイギリス留学時にオレンジマーマレードに出会い、日本での製造を開始したとのこと。

ジャムデッキ限定販売のジャム「旗道園」
こんなに商品が!
オリジナルグッズも!
ザラメを使用したジャム
アヲハタが展開する商品ブランド「レインボー」
「まるかじゅり」新感覚の冷凍フルーツ
海外のジャムも並んでた
ここから始まった
缶から瓶へ、低糖度ジャムへ

アヲハタの技術を学ぶ

この日、工場がお休みだったため、直接工場見学はできませんでしたが、スライドでしっかり学びました。一番すごいと思ったのは「香り戻し技術」です。通常、加熱によって蒸発してしまう香りを、製造中に一度抽出し、ジャムに戻すことで、より生の果実に近い風味にすることができるのです。なるほど!

そして、アヲハタ55シリーズ(糖度55%の低糖度ジャム)が発売されてから、さらに技術が進み、アヲハタ55の名前は残されていますが、現在は糖度42〜47度とのことです。どんどん進化しているのですね。スライドの内容は撮影不可だったので画像は無しです。

ジャム作り体験〜今の時期はブルーベリー〜

さぁ、ジャム作り体験です!エプロンを着て、手洗い・消毒しっかりして工房へ。工房に入るとテーブルには材料が準備されていました。アヲハタのスタッフから丁寧に作り方をレクチャーしていただき、1工程ずつジャム作りスタート!途中と最後に糖度も測りました。同じ材料で同じように作っていても、出来上がりの味が違う!不思議です。ジャムの味を一定にすることは難しいんですね^^;

すでにセッティングされていた
ブルーベリーを煮ています、潰さないように!
糖度測定中、下向きに見るそうです
ペクチン投入中
4瓶できた
ご満悦(笑)

冷却している間に…商品を味見!

作ったジャムを冷却してもらっている間に、お楽しみの!商品の味見。知らない商品たくさんありました。ジャムって、綺麗なスプーンですくいますよね。当たり前だけど。このスプーンを使わずにジャムが塗れる!チューブタイプのジャムは便利だと思いました。ただ…残りが少なくなってくると握力が必要です^^; 私はジャムの中でマーマレードが好きなのですが、「黒ゴマクリーム」が美味しかった!果実のジャムではないですが、濃厚で和のような洋のような…胡麻和えなど料理にも使えそうです。

次回は違う季節に来てみたい!

気に入った商品を購入して、出来上がったジャムを受け取って、体験終了です。ジャム作りは、季節によって使うフルーツが違うとのこと。次は別の季節に来てみたいです。

今回は食の講師まみちゃん先生こと大西さんのアテンドで参加させていただきました。ご一緒したのは、ひろしまきもの遊び主宰でイベントプランナーの澤井さん、RECO.DELIオーナーで出張シェフをされている宮川さん。皆様、ご一緒していただきありがとうございました。アヲハタのスタッフの皆様、ありがとうございました。

私も編集部の一人として参加させていただいている「ひろしま食の手帖2026」は2025年10月発売予定です!今回のアヲハタジャム作り体験などにについても掲載しています。広島の食の情報満載なので、ぜひお手に取ってみてください!

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