がんもどき作り〜ニッポン豆腐屋サミットに向けて〜

2025年11月にニッポン豆腐屋サミットが香川県で開催されます。そのイベントに向けて実行委員メンバーが奮闘しております。今回豆腐屋さんをはじめ、関係業者や豆腐マイスターが集まり、みんなでがんもどきを作りました。このがんもどきはサミットでの懇親会で提供されます。実際の提供はまだ先ですが、ひと足先にその様子を豆腐マイスター認定講師・フードプランナーとしてレポートします。

目次

がんもどきを作ることになった

今年のニッポン豆腐屋サミットが香川で開催!と決まったのは昨年の10月。私も実行委員の一人としてお手伝いさせていただくことになりました。サミットについてはまた後日お伝えします。サミットに向けてどんなことをするか…実行委員で案を出していく中で、実行委員長の秋山さんから「みんなで何かを作り上げたい!」という提案があり、がんもどきならばできるのではないかということで、決定しました。がんもどきを作るにあたり、大豆は大豆農家さんから、野菜も地元の農家さんから、そして、がんもどきのレシピは豆腐マイスターかずよちゃんこと、多田和代さんに依頼しました。

がんも作り当日

提案から約4ヶ月後、ついにがんも作り当日です。会場は香川県観音寺市にある実行委員長秋山さんのお店「とうふやカンショク」さんです。集まった人数は25名、香川県の豆腐屋さんや豆腐関係業者、大豆や野菜を提供してくれたSEEDS Gardenさん、大豆100粒運動でお世話になっている高校の先生、サミットでMCを務めていただくアナウンサーさん、そして豆腐マイスター。すごいメンバーが集まりました!

カンショクさんからレクチャー

今回は、全て手作業ではなく(笑)、カンショクさんの機械も使っていただきながら作りました。秋山さんやえりこさん、カンショクの従業員の皆様のお力を借りました。豆腐屋さんたちも、他社の工場内を見て興味津々でした。水切りをした豆腐の硬さは、家庭で作る時よりずっと硬かった。ここに山芋や野菜を加えて機械で混ぜました。

秋山さんから
みんなで説明を聞く
豆腐を裏ごし
えりこさんから具材の説明
生地の硬さチェック
具材を足していく

出汁作り

がんもを上げる前に、揚げたがんもを煮るための出汁作り。香川県といえば「いりこ」も名産。いりこたっぷりの出汁にかずよちゃん考案の調味料を加えていきます。みんなで何度も味見をしながら調整しました。

いりこたっぷり
かずよちゃんを中心に
みんなでチェック

みんなで丸めて揚げ揚げ!

大量のがんもをつくるので、機械の力も借りて、成型。手での丸め方はレジェンド、カンショクのお母さんからレクチャー。ちょっと油を手につけて丸めて綺麗に形を整えて、最後に真ん中を少し窪ます。う〜〜〜ん、職人技です。

レジェンド
みんなで丸める①
みんなで丸める②
機械だと2個ずつ成型、早い!
たくさんできました
美しい!

出汁で炊いて、パッキング

揚げたがんもは、出汁で煮て(カンショクさんの釜の加圧ですぐできる!)、真空にパッキングします。そして冷却して冷凍して…サミットまで保存します。重さをしっかり測りながらパッキングしました。真空機を使うのも初めての方々、教えてもらいながら無事終了しました。

がんもを煮ていく
がんもも煮汁もきっちり計量
真空パッキング

ランチはソイリクル弁当

みんなで作業を終えると、お楽しみのランチ。今回は愛媛県西条市でカフェ「ソイリクル」を営まれている櫻井ご夫妻も参加してくれて(お二人とも豆腐マイスター)、ランチもお願いしていました。ソイリクルさんといえば「がんもどき」なんです!今年のGWに伺って、とっても美味しかったので、今回ランチをお願いしました。

ソイリクル弁当、美味しかった!

サミットまでお待ちください!

みんなで何度も味見をした今回のサミットがんも!11月1日ニッポン豆腐屋サミットin香川の懇親会で提供します!サミットご参加の皆様、お楽しみに♪

はい、がんも〜〜♪

豆腐で繋がったご縁に感謝です。豆腐マイスターの資格を取得したのはもう何年も前。現在は豆腐マイスター協会料理認定講師としても活動しています。全国の豆腐屋さんや豆腐マイスター、関係業者の皆様と楽しく活動しています。広島でも年2回程度豆腐マイスター認定講座を開催しています。気になる方はお問い合わせくださいませ。

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